残業代0円合法化へ!ブラック自民党のホワイトカラーエグゼンプション実験!! [政治]
現在、役員以外は残業代を払うのが、法的に決められている。
役員は経営と一体であるから、労働者ではないという位置づけだ。
それを管理監督職というから、通常の管理職も含まれているようなイメージになってしまう。
役員は自己の働き方を主体的に決定する権限があるから、残業代はつかないのだ。
だが、年収が800万以上の課長以上は残業代がなくなる実験を、自民党は始めたらしい。
たかが課長に経営に関する裁量権などあるはずもない。
管理職であろうと労働者(使用人)が、労働時間に関わりなく働かせられるのは、異常だ。
役員は雇用者側であるから、残業代はなかった。
だが、役員手当などが存在していた。
だから、任期2年でも問題なかったわけだ。
役員手当なしに、役員並みの働きをする労働者を生み出す事になる。
マクドナルド店長の残業未払い起訴などが、合法化されるということになりかねない。
管理職はみな会社側だという、雇用側だけにメリットが有るのが、ホワイトカラーエグゼンプションの狙いだ。
これを通せば、企業はブラック合法になってしまう。
名ばかり店長を管理監督職と言い張る企業が存在する現実の中で、
法的にも名ばかり店長の残業代をなくし、無制限に働けることにするのは、
過労死を増産するだけの方向に向かっているとしか言えない。
さすが、ブラック企業大勝のワタミフードサービスの創業者を立てた自民党である。
カンブリア宮殿で渡邉美樹参議院議員が語った、一週間やらせれば無理じゃなくなる発言を、
自民は地で行くつもりなんだろうか?
「よく『それは無理です』って最近の若い人達は言いますけど、たとえ無理なことだろうと、鼻血を出そうがブッ倒れようが、無理矢理にでも一週間やらせれば、それは無理じゃなくなるんです」「そこでやめてしまうから『無理』になってしまうんです。全力で走らせて、それを一週間続けさせれば、それは『無理』じゃなくなるんです」
残業代ゼロ実験導入 政府方針 年収800万円超想定
2013-08-16 01:59
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