SSブログ

リストラを回避するための“戦略的うつ”が増加中 [政治]

戦略的うつが増加中って記事があった。

前回の新型うつもそうだけど、なんかおかしくねぇ? 

退職勧奨のタイミングでうつになるって、当たり前でもある。

だって、いつクビ切られるか長期間、高いストレス下にいるわけじゃん。 

 

終身雇用がいつの間にかなくなって、

次は確実に給料下がるか、見つからないか。

社会的に、まだまだ普通の人が次の職場に、スムーズに行く体制はできてない。 

 

就職のキャリアカウンセラーが、とにかく100通応募しましょう。 

なーんて言う。

 

そんな転職のタメの社会的な体制を作らないから、個人を守るのは当然でしょう。 

傷病手当も期間が短く変えられてるし、

家族的な会社、終身雇用のための組合が、

グローバリズムとやらで、大資本有利な状況になり、

新自由主義で政府系の企業だけが生き残る競争社会になってる。

 

個人が出来る範囲で戦略を持つって、限られてるよね。

 

社会体制が全然追いついてない中で、個別な個人の自己防衛を、

あたかも卑怯な印象で取り上げるのは、

ブラック企業や下請けをブラックにする大企業の戦略なわけじゃん。 

 

こういう記事の書き方は、生活保護を叩く人間を作るパターンだなぁと思う。 

 

だって、会社の体制とか何もなく、タイミングだけを論って戦略的うつというわけだ。

言わなきゃいけないのは、逆のことなのにね。

会社は社員を守らずに、内部留保を貯める方向に来た。

では、個人は自衛するしかない。

うつの診断書を手に入れる知識を個人が持つのは当然だし、

リストラを回避する知恵を持たざる負えない。

 

終身雇用を捨てるとは、社員は家族ではなくなったことであり、

会社が社員に甘えてるって話はでないよねぇ。

法人税も下がってるのにさ。 

 

未だにサービス残業が犯罪になってない。 

なかば強制の無賃労働なんだけど、

終身雇用であれば、家族的に愛社精神があって、

みんなで会社を支える話だったわけで、

儲からなきゃクビ切るパターンであれば、

切られないように知恵を使うしかない。

 

不毛だわ。

小泉の自己責任論で、政治責任が無罪になってしまった。

民主のハローワーク迂回の基金訓練で、雇用創出のための税金が、無駄に金が使われた。

 

やらなければならないのは、素人の創業支援じゃないかな。

金がなければ金を貸さない、そんな悠長なことを言ってる場合じゃない。

自己資金を貯められないが、創業できる支援体制を国家的に作る。

国民全体の創業リテラシーを底上げする必要がある。 

社長の連帯保証なしで、事業資金が借りられて、

失敗して倒産しても身ぐるみ剥がされないし、

借金背負わなくて済むような、貸し手責任もある債権法に変える。

 

そういうとこまで、ちゃんと切り込んでほしいな。

リストラを回避するための“戦略的うつ”が増加中

 

そして、さらに、うつを我慢する方向に誘導している記事が続く。

うつで休業した場合のデメリットを出してる。

デメリットだけをだしてる。 

鬱診断が必要だって話になっているが、そんなものいらん。

うつ病になる前に、手を打ったほうがいいのだ。

それは、「抑うつ状態」というのがある。

これは病気じゃない。 

抑うつ状態が回復できない場合は、うつ病とされる。 

軽々にうつ病と診断する病院があれば、

診断書に抑うつ状態と書いてもらえばいい。

それでも、医師が休養を要すると判断すれば、

うつ病でなくても傷病手当は出る。 

うつ病で使用する休職制度のデメリットとは?  


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。